投票参照

第28期予選時の、#24(曠野反次郎)への投票です(4票)。

2004年12月8日 23時17分8秒

最後の一行から、噛み千切られた左耳の存在にイメージを
喚起させられる。
見知らぬ女と一体化してしまったのか、なんというか、
分かるようで適度に分からない反次郎氏の世界観に一票を投じます

参照用リンク: #date20041208-231708

2004年12月8日 22時52分53秒

女の中に包まれ、そしてまた女の中に包まれる。耳は際限無く食い千切られ続け、終わりのはずの精液からまた女が現れ、「かあいそうに」という蔑みとも哀れみともつかぬ声を聞く耳はまた際限無く食い千切られ続ける。輪廻。男は耳で味わった快楽を陰茎によって再現しようとするがそれは不可能に終わり、女の与える耳からの快楽に行き着く。男によっては永遠に手に入らない快楽。かあいそうに。かあいそうに。
両耳をなくしているので輪廻はしないはずですが、そんなイメージが離れませんでした。輪廻しないのであれば、女との決別なのかなあと。

参照用リンク: #date20041208-225253

2004年12月8日 20時44分13秒

なんといってもエログロですから、というかグロですから、
自分の中でも賛否両論がある話。
でも不思議なことに、投票、と考えると、
一票を入れてしまいたくなります。
それはまあ声一つとってみても
「うあぁぁと醜い喘ぎ」「あぅんと情けない声」
「はしたないほどの叫び」「喉元から押し上げられるような叫び」
といった、うえーそこまでするかー、
と人の心をげんなりさせるような言葉の選び方がいいのだと思う。

参照用リンク: #date20041208-204413

2004年12月3日 1時38分30秒

いい。スマッシュヒットだ。「私」と「耳」と「陰茎」の脅威の三位一体が「女」の中で出会う。偏在する「私」と「女」の邂逅を圧倒的な筆致で描ききった。ノワール風味。

参照用リンク: #date20041203-013830


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