投票参照

第258期予選時の、#1いいのか(蘇泉)への投票です(3票)。

2024年3月30日 22時16分52秒

風景や心情を、子気味よいリズムで描く小説にとって、日本語の粗さが目立ってしまってノイズになるのがもったいなかった。描かれようとしている風景は好き。
正解を選んでいるつもりでも、失敗はあるし、成功したと思っても人生のしんどさは続いていく。視野が狭くなってしまって、疲れてしまった人が、悪くないよと、肯定されることで、前が開けたような気持になるのは、読んでいてはっとした。自分も知らず、狭い視野で考えて読んでいたと気づいたからだ。

参照用リンク: #date20240330-221652

2024年3月16日 19時21分52秒

まともに仕事をしている人にとっても、そうでない人にとっても、今の世の中は地獄なのかもしれないなと思った。
家のローンが組める人はいわゆる「勝ち組」の部類だと思うが、莫大な借金(ローン)によって人生を縛られているとも言える。
一方で「負け組」は、大きな借金はなくても将来の保障がないからやっぱり地獄。

そういう今の世の中の、行き場のない気持ちの風景のようなものを切り取った作品なのかなと。

参照用リンク: #date20240316-192152

2024年3月13日 22時52分35秒

10秒、10分、30年など、時間がたくさん出てくるところが、時間芸術としての音楽(ギターの弾き語り)が登場する内容にふさわしく、段落ごとに改行されたレイアウトがまた歌詞のようで、まるで1つの曲のような作品でした。
「春の涙は雨の味がした。」は美しい言葉ですね。
(三浦)

参照用リンク: #date20240313-225235


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