第255期予選時の、#2存在が雑(テックスロー)への投票です(2票)。
#1 知り合い
どこかで会ったような人に出会う、でも誰だか思えだせない、というシチュエーションには魅力がある。
でもこの作品の場合は、オチが何となく読めてしまうし、もっと物語をいろいろと展開する余地があると思う。
#2 存在が雑
想像上の彼氏と、リアルな彼氏という発想はとても面白い。
でも、文章が殴り書きで、読み手側がいろいろ想像しなければならない(丸投げな)感じ。
なので、もう少ししっかり書けば傑作になるかもしれないと思った。
#3 労働仲間
ニセ中国語のアイデアは面白いと思う。
でも、もう少し物語に展開が欲しい。
#4 恋と妖精とスチールウール
自分の作品。
読み返すと、最後のほうの「十年後、いろいろあって僕は妖精の国に住まなければならなくった。」の箇所で脱字を見つけた。
申しわけない。
#5 君は小悪魔
魔法や異世界もののアニメで、ありそうなシーン。
文章表現がきれいでスッキリしている。
しかし、一つのシーンを描いただけで、もうし少し何か展開が欲しい。
参照用リンク: #date20231216-192628
切ないね。
euRekaさんの「ルーシーは赤ソーセージの夢を見るか?」は、自分が作った想像上の恋人への愛情と忠誠を全うし現実を蹴散らす、みたいなニュアンスがあるが、この作品は逆だね。
彼女に作られた空想上の恋人なのに、彼女に愛されず、大切にされない。
空想上の恋人。そんなものに意志があるとは我々は思わないわけだが、この作品では、実は彼にも心があって、悲しく辛いが、彼女を求めずにはいられない。
花占いのような、触ってと触らないでのリフレインは文字数埋めでもないのになんだろう、と思って読んでいると、触らないで、が、都合のいい空想上の恋人には似つかわしくないと思えてくる。
これがどこから来たのだろう?空想上の存在に芽生え出した自我が存在意義と反発してるのかもしれないし、悲しみ憎しみ怒り辛さの表現かもしれないね。
参照用リンク: #date20231214-225534