投票参照

第25期決勝時の、#23宿命(桑袋弾次)への投票です(9票)。

2004年9月22日 20時3分17秒

残った作品の中で、この作品が好みでした。
最初は落ちが怖かったが、もう一度読み返すと、容器を手に取ったときの唐突なセリフが面白いなと思った。この一言が、ホラーな状況をうまく救っている気がした。海外ドラマなら、ここで見えない観衆の笑い声が挿入されているかも。そんなことをあれこれ想像して、楽しくなりました。

参照用リンク: #date20040922-200317

2004年9月22日 11時50分34秒

面白いし、他の作品が好みでないので。
題材の時点で好きになれない作品をどう扱うべきかいつも悩むが、それは無視してでも自分の好きな作品に票を入れていかないと段々楽しめなくなっていく気がしてきたので、投票にはなるべく積極的に参加していきたい。

参照用リンク: #date20040922-115034

2004年9月22日 11時30分58秒

予選のときからこの作品だと思っていたので、今期は迷わずこの作品で。面白しろおかしく書いている表面上と、書いていないのだけれど感じられる裏側の部分のバランスが良かった。

参照用リンク: #date20040922-113058

2004年9月22日 0時41分44秒

桑袋弾次の作品はだんだん堕ちているように感じるが、そのわりに票を稼いでいるのが不思議でならない。
今期の『宿命』を桑袋の過去作品と比べて、ぜひとも推したい、とは思わないが、「短編」の過去優勝作を思い出すと「推せないほどに悪い作品」ではない。ショートショートとしてもアイディアが生きてるし、目のつけどころも良く、センスを感じる。ただ、『宿命』はそれだけのみで書いてしまったような、薄さを感じた。
しかしそれは、「桑袋弾次の作品」として感じたものであり、決勝で推すのに『宿命』は上々。

参照用リンク: #date20040922-004144

2004年9月19日 17時12分35秒

癖っ毛の女の子の気持ちは、癖って毛の女の子にしかわからない。
頭なんてなくなっちゃえばいいのよって思ったかどうかは書かれていないが、溶けてしまうところがリアルだな。
まだ間に合うとパパがヘルメットかぶせるのもかっこいい。

参照用リンク: #date20040919-171235

2004年9月19日 1時52分9秒

今回は、問題なく「宿命」で良いと思う。わりかし叙情的な作品がウケそうな「短編」においては一見、異色作ながら、世にあまねき短編界においてはひとつの王道であり、軽妙洒脱なコメディ・ノワールとなっている。モラリスティックな観点から好き嫌いが分かれやすいかと思ったが、予選に残った時点で、もうそういう部分は問題にならなくなった。今期のラインナップと比較しても本作単体で読んでも、今回は「宿命」で間違いないだろう。

参照用リンク: #date20040919-015209

2004年9月14日 19時14分33秒

全体的にとても好きです。話の流れも言い回しも。少し怖いけれど入りやすかったです。

参照用リンク: #date20040914-191433

2004年9月12日 11時11分48秒

個人的には「風の惑星」のような未来ファンタジックな作品が好きです。ただ、今回の「宿命」はそれ以上に感じるものがありました。
最初の親子の会話では愛情や、片親が苦労しながらも信念を持って子育てをしている、そういう日常が描かれていて応援したいような仄かな気持ちになります。次には母親の行方については悲哀の様相さえ感じられ、そこから子供の危機の場面に移るまでは自然な流れ。しかし最後に母親の行方についての答えが明らかになるとともに、「半分溶けた」という異常な状況でありながらも「まだ間に合うよ」といって冒頭に描かれた日常と同じ世界へ立ち戻ってゆく。そういう、中盤までの流れと終盤の描き方がとてもいい、と感じました。
現実に母のいない親子がいたとして、母親についての意外な何かがわかったとしてもそれを受け入れて生き続けるしかない。そういう意味で「宿命」でもあるのかな。タイトルについてはそんな風に納得させられます。

参照用リンク: #date20040912-111148

2004年9月11日 23時52分49秒

 読みやすくて面白かった。ちょっと怖いけれど、話としては好きです。

参照用リンク: #date20040911-235249


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