第248期予選時の、#2窓(竹野呉蒙)への投票です(1票)。
誰もが体験している状況への、少年の意外なものの捉え方に、ハッとさせられました。そう感じられる特別さは完成だけでなく、状況によるかも知れませんが、大切にしたいものだと感じました。
『コンビニの女の子』は青春だなぁって感じました。いかにも若者、という様がよく描かれていますね。
『楓』は、作者がこの曲を好きなことがよく伝わってきましたが、またこういう感性を持つ少女(少年にはやや少ないかもしれません)がいるのも分かりますが、そのありがちを転換するだけの事象が描ききれてないことを感じました。
『誰そ彼の屋上』は、シュール・ホラーを追求するならもっと怖く落としてもいいように感じました。
『海欲し』は海星、アヴェ・マリス・ステラなのかな、とも思いましたが、つながりが読み切れず、なにより情報が詰め込まれすぎていて読みにくかったのが残念でした。
『やさしい花火のつくりかた』は擬人化で通して良かったと思います。そちらを読んでみたかったですね。
『翼』は…三浦哲郎『團欒』(新潮文庫『忍ぶ川』に収録)の、子供に怪我をさせてしまったシーンを読んだところだったので…、危ないことはやめましょう。それと冒頭のシーンがつながらないように感じられたのが残念でした。
『猫を飼いたい。』は身につまされる思いがしました。猫を飼っている場合ではありませんし、もちろん、そんな妄想に浸って現実逃避している場合でもありません。実は再就職先は意外とあります。今すぐ転職しましょう。
参照用リンク: #date20230516-113646