第246期予選時の、#9アイ アム インフォメーション(テックスロー)への投票です(3票)。
美術館での特別な印象を見事に千字弱にまとめましたね。現代芸術ならありそう、と思わせてしまう構成が見事でした。
『廃校と少女と、午後の音楽』も面白かったのですが、ここまでするなら歌詞は、あまり評判の良くない英訳詞ではなく、オリジナルのポルトガル語で歌って欲しかったですね。tenned が”天真爛漫な”であることは初めて知りました。
『からすのめがねやさん』は、カラスは光るものが好きですから…。ほのぼのとした時間の過ごし方は悪くないようにも思いますが、長年勤めた店を辞めてまでして、なぜ山間の集落を巡る生活を選んだかが気になりました。実は逃亡者の探索が本業かもしれません。
『オープンワールド』はドラマチックな最後の演出のための警備員の不在?などがちょっと作り物に感じてしまいました。最後の「「」」のカギ括弧の重複も必要性が理解できず、それでちょうど千字になっていることで、うっかりだとしてもわざとだとしても、残念に感じてしまいました。
『愛を。』は印象作品ですが、それ以上のものは感じられませんでした。
『夜明けの天使』は作者の頭の中の構想が読者に伝わるまでの形になっていないのを感じました。
前期の決勝で「『はじめての料理教室』への投稿コメントを見たが、予選での投票が本戦の投票に影響するというのは何かが違うように思えてならない。」とのご意見を賜りました。失礼しました。最後まで迷った理由を言語化できず、頭に浮かんだ理由を軽く書いてしまいましたが、差を感じている以上はそれを説明できるまで考えるべきでした。良い作品にケチをつけるようなことを書きたくなくて、逃げてしまったのもありました。以後気をつけます。
参照用リンク: #date20230317-141912