第245期予選時の、#9降霊夜(蝸牛)への投票です(3票)。
一週間ただ家にいるという依頼。なぜカギを捨てるのか。矢崎の何の目的なのか、さっぱりわからないが、それらも、不気味さ、不穏さに寄与していて、無駄な感じがない。雰囲気作りだけとも読めるけど、自然に良いと思ったので。
参照用リンク: #date20230228-212844
淀みない一体験で、きれいだと思います。
他に、
#3 雪降る復讐
この若者の痛切な感じはわかる。語り方も好み。
お菓子の家が危ういバランスで、これがベストなのか、これじゃ切実さが薄まってしまうのかが判断できなかった。
#7 動物園
「漏斗の水のように帰路に就く人たち」がよい。
参照用リンク: #date20230216-010350
香りからイメージされる女の強烈な存在感と死。濃密な描写。息を止めて読み、これは本当に千字なのかと驚かされた。
参照用リンク: #date20230214-005101