投票参照

第245期予選時の、#4はじめての料理教室(吟硝子)への投票です(3票)。

2023年2月16日 1時17分48秒

晩年の後悔ってめちゃくちゃ寂しい。でも読み間違えてなければ、語り手の余命も統計上あと半年とのこと。最期の時を前に生まれた物語なのかと思うと、遺言を垣間見たような感傷が湧いてきた。
還暦になっても歳の差を話の種にするところや、さっぱりしたこと言っていても目を伏せてしまうようなところに登場人物の人柄が出ており良かった。

参照用リンク: #date20230216-011748

2023年2月14日 10時21分59秒

他の方の感想にもあった通り、最後がやや読みにくかったのはありますが、読み直せば分かり、また、その読みにくさからの意外な展開も本作の魅力かもしれません。美しい心の通い合いがもたらしたがゆえの後悔、それもまた美しい心が為したものでした。これが 500字でまとまっているのも、相変わらず素晴らしいですね。

『それでも僕らは廻したい』は時事ネタをうまく扱い、さらに哲学的思考を見事にシュールに昇華しました。業(カルマ)や涅槃(ニルヴァーナ)という語と内容のミスマッチが素晴らしいですね。…他の方も推すと思うので、今回はごめんなさい。

『降霊夜』は思わせぶりな前振りから意外な展開を見せましたが、いじめられっ子の変容と、最後も、合い鍵を作るくらいなら元の鍵は捨てなくても良いのでは?などに引っかかってしまいました。「律儀な機会が45分後に」も”機械”ですね。重要なところの誤変換はもったいなく感じました。

『宇宙駆逐艦ヨアケ』は状況のシュールさは楽しめたのですが、さすがに真っ直ぐにやり過ぎでしょう。もう一ひねりが欲しいですね。

『動物園』は神経質な常同行動はやるせなさを感じさせますね。ただ、その動物の生育環境に思いを馳せることで、自然環境の維持を再考する点で、動物園に親子が行くことは、親にとっても意味があることと思いますし…。と、全然違うことを考えてしまいました、すみません。

『雪降る復讐』は、悪いのは父親ですね。親が負うべき責めを子の心に負わせた罪は重いですね。ただ、スズランは北海道には多く自生するものの、ふざけてその葉を緑茶に混ぜることは普通の子はしないでしょう。致死量を混入させたのであれば、知識があり、探究心がある子供の、やや積極的な悪意を感じます。隣のおじさんとどのような確執があったかは分かりませんが…。
キョウチクトウについては『ミステリと言う勿れ』でも取り上げられていました。身近な有毒植物について、もうちょっと知る機会が欲しいですね。

『ホットケーキ忍者』は勢いはあったので、それがうまくまとまるよう、今後に期待したいと思います。

『ハイブリッド翻訳通訳機』は過去に似たネタを読んだ気がしたのが残念でした。日本文化の教授の言葉が「メールで敬語使わないものはもう会わない!」とあるのはさすがに文法の確認をして欲しかったと思います。外国人の、敬語が使えていないたどたどしい文章には、多くの日本人の大学教員はむしろ微笑ましく感じて、寛容に対応すると思います。敬語やビジネスメールの書き方はインターネットで検索するとたくさん見つかるので、それを流用することをお勧めします。

参照用リンク: #date20230214-102159

2023年2月14日 0時51分1秒

二度、三度読み返し、心動かされた。
ただ、同時にとっちらかったような書き方が気になった。どちらの語りかわかりにくく、意図的であれば惑わせるだけだと思う。

参照用リンク: #date20230214-005101


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