投票参照

第244期予選時の、#4(竹野呉蒙)への投票です(2票)。

2023年1月31日 23時56分58秒

雰囲気小説は好きではないが、学生同士の交流にすることで「お互いに雰囲気に逃げている」というエクスキューズがギリギリ成立していると感じたのでこれに投票。

ただしタイトルが「暁」なのに話の始まりが放課後で、宵闇が深くなったと思ったら夕日に照らされて、終始時間の感覚がごちゃごちゃしていると感じた。このものがたりのテーマだと時間は固定して二人の会話と情景に焦点をあてるべきではなかっただろうか。

参照用リンク: #date20230131-235658

2023年1月13日 13時47分51秒

素敵な風景の中の、二人の素敵な時間の過ごし方が描かれました。なぜ名前が”薫くん”と”のぞみちゃん”だったのか(たとえば、『医学のたまご』の主役、曾根崎 薫は、その女性のような名前でいじめられた、等とありました)など、字数に余裕があるので、もうちょっと書き込んでみて欲しかったと思います。

『餓鬼』は青年期の焦燥を描いたものと思いますが、何か部活をやるといいと思いますよ。部活の人間関係が苦手であれば、自分で同好会を作ってしまうとか。一行目の”全天の夜空”は、押しつぶすほどのものであれば”満天の夜空”である気がしました。星を見るコミュニティーに入ってみるのもいいですね。

『筑前煮でもつくるか』は孫までいる年配の方の何気ない一日を見事に描いていますが、展開の緩急についていけず残念でした。

『月から地球をみる』は時事ものを扱ったのは勇気と思いますが、結末について、ちょっと納得がいかなかったのが残念です。意思を尊重するべきで葉なかったか、別の解決策はなかったか、まだ展開に工夫ができると思います。

『出会い方』は、まぁ、出会いが少ない一方で秘書を持つほどの地位の方が、というのは分からなくはないのですが、短歌の会に入るとか、満天の星空を一緒に眺める企画を立ち上げるとか、趣味の世界でお相手を探した方が可能性が上がると思います。

『上海ホテル その2』は、タイトルの時点で結末が読めてしまって、さらに結末が案の定、いえ、それ以下だったのが残念でした。なぜ 303号室なのか、データ分析で人外のものが解析できてしまった、などなど、新たなる工夫を期待します。

参照用リンク: #date20230113-134751


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