第243期決勝時の、#3グロリアスハイジェットでいこうぜ(霧野楢人)への投票です(5票)。
ダサいあだ名に象徴されるかっこ悪さと、それなりに深刻な人生の行き詰まり(スマホを割ったペニーはエピソードがないので深刻かわからないか)を持つ5人の、それでも生きていくと前を向く尊さが、かっこいい。タイトルがビシッと、それをまとめている気がする。
よかったです。
参照用リンク: #date20230108-211805
勢いで集まったメンバーから失われた一人に対する鎮魂を賑やかに、湿っぽくならないようにやっているのが前向きに感じられました。…読み直してみて、予選の時よりは印象が良くなりました。
『マイナンバーの功罪』は、群体化技術の方が呪術対策より難しそうに感じられてしまって、どうにも引っかかってしまったのが残念でした。
参照用リンク: #date20230106-094542
ついてなくて、ちょっとカッコ悪い、若い男たちの、お上品すぎない、リアルな仲間意識。仲間の喪失という一大事件に整理をつけるための、五人らしい儀式の旅。
無人温泉が寒かったエピソードや、軽カーゴという車種、その呼び名にまつわるエピソードなどで、彼らの微妙なスケール感がうまく設定されているように見える。
思い通りにいかないことに対して、若者はどのように付き合っていくのか?この作品は、一つのプロトタイプであるように感じます。
参照用リンク: #date20230105-210422
今年もよろしくお願いします。
#2については読み手の感情の揺さぶりは強くて好みでしたが意外性、新規性不足。#8は新規性に富んでいますが感情はあまり動かされませんでした。#4, #5については感情の動きも新規性も弱かったです。
#3は、予選時にも書きましたが、オタケが存命であるとミスリードさせることで意外性を感じさせ、同時に感情の振れ幅を大きくしています。読後に振り返ると、軽いノリの会話にすら叙情を感じさせる、語りの手腕が見事でした。
参照用リンク: #date20230105-125658
本年もよろしくお願いします。
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みんなキャラが立っていて、1000文字で完成されていると思いました。ハイジェット、って名前だけですでにかっこいいのに、グロリアスを付ける感じが素敵です。
参照用リンク: #date20230104-103138