第23期予選時の、#27ひまわり(るるるぶ☆どっぐちゃん)への投票です(5票)。
もはや、この作品に対するなにか意味のある言葉を私は見つけられない。ただ、ああ面白いなあ、すごいなあ、楽しいなあ、と思うだけである。
参照用リンク: #date20040707-230627
こちらは「ひまわり」対「コードレス」。一転して、言うことが真反対であるようだが、こちらは「ひまわり」の方が面白いという理由で。この対決は「自由/枠なし」対「拘泥/執着」という感じで、まあ言い換えればパラノイア対スキゾフレニーでもいいんだが。
「コードレス」もいいのだが、孤児の主人公の内面性(つまり孤児とかそういうとこへのこだわり)と、作品を蔽う思想というか枠組み(孤児とはどういうことか?というような)が一致している。本質と形相が一致しているんだな。こだわり同士で。
一方、「ひまわり」は面白い。物語自体はまったく自由な非現実的なる想念というか発想の発露でありながら、ソーユー事を書く人、自由人、
アウトローってか孤高っぽい感じの人が、何をまた好き好んで1000字なんて不自由な枠組みをえらぶのか?
この作者がそもそも「短編」に投稿するという行為自体が一種のパフォーマンスだ。
参照用リンク: #date20040707-125527