第23期決勝時の、#27ひまわり(るるるぶ☆どっぐちゃん)への投票です(4票)。
しばらく「短編」から遠ざかっていましたが、この作品にやられました。不思議な作品で、感想もうまく書けないのですが、退屈な日常を打破する力があると思います。投票数があまりに少ないのが気になって、また「短編」に向かわせてくれたこの作品に初めての票を投じます。
参照用リンク: #date20040722-173109
予選では絶賛したが、いまよむとそうでもないかもしれない。
とはいえ、決勝ではこれが一番であることに変わりはない。
この言語感覚は唯一無二だ。
参照用リンク: #date20040722-062303
正直、何を書いているのかさっぱりわからないのだけれど、やはりどうにも面白いと思う。もうこれはそういうものだなあ。
読解する気などはないです。おそらく私には無理だしね。ただ面白いと思うだけ。
参照用リンク: #date20040721-184624
『短編』的な作風が固定するのは何となくよくないと思うので、投票の時には、できるだけ新しい作者さんを顕彰したいと考えるのであるが、そうすると今回は桑袋さんを推したいのだが、やはり私には抵抗があった。
それでも、私的感想ではいささか意地のわるいことを書いたが、読み直してみると、独特な味わいは感じ取れた。初めの現実的な部分と、それが妄想的な話へずるずると逸脱していくあたりが何とも自然である。さらに最後の締め方がまた余情があるといえばあって、そのあたりが支持を集めたのかなあとおもう。
いつもながら『ひまわり』はよかった。この稿を書いている現在おそろしく暑苦しくて、濡れタオルで頭を冷やしながら文を綴っているのだが、まあそれは私事として、夜の海辺とピアノ、そこに海から上がってくる聴衆を思い浮かべれば凄気があって、読むほどに一陣の涼風を感じる作である。「ひまわり」で首尾照応した所も引き締まっている。(海)
参照用リンク: #date20040720-180010