第228期予選時の、#2ババーシッチュ(テックスロー)への投票です(4票)。
人間が描かれているなあ、うまいなあ、という感じで安心してにやにやした。
冒頭の状況だけですでに面白いのずるい。他の方が感想で書かれているけど、使われる単語が面白いし伏線になっているのがすごい。あと繰り返される会話や内容で彼らの背景が立ち上がってくるのもうまいと思う。
参照用リンク: #date20210926-060849
「ババア」「アナザーババア」「コラボレート」などがまさか伏線とは。
初めは独特な語彙を持った若い日本人女性として再生されていたウェイトレスが、最後に外国人女性として書き換えられる。
わたしは無知で「ポソレ」がメキシコ料理だと知らなかったのだが、知っている読者はメキシコ人女性のウェイトレスの姿がありありと立ち上がったことだろう。
また、読者が「ポソレ」を知らないとしても幸いでもある。
異国の知らない煮込み料理「ポソレ」と読んだ時の全く想像できない感じは、ウェイトレスが「シッチュ」と聞いた時の心象を体験できると思うからだ。
ババアとジジイの和やかな談笑風景は心温まるが、ババアの「息子とトラブル」がどうにも切なく悲しい。
ノスタルジーを味わう、そんな体験が幾重にも重ねがけされているような、どこか秋にふさわしい作品。素晴らしかった。
参照用リンク: #date20210921-035014
多少分からないことが増えてきていても、エネルギッシュな老人たちを微笑ましく見ているウェイトレス、で終わらないのが本作品のすごさですね。“ポソレ”がまさかメキシコの郷土料理だったとは。異国で働く彼女の日々をほぼ全く描かずにほのめかす技量がお見事でした。
参照用リンク: #date20210915-151459
>故郷を思い出す。 <オチ
>サービスする??? <サゲ
サゲ? > 店長に怒られた。
+++
おもしろい。 ボケ老人の会話のなかに、テーマがあるのか? ボケ会話に徹してるのか?
??? その辺、読み込みたくもならなかった。
参照用リンク: #date20210915-121256