第226期予選時の、#5狩人(霧野楢人)への投票です(2票)。
爆縮という言葉を初めて知ったし、いい使い方だなあと思った。「俺を見ろ」と言う主人公は、一見熊を自分と同じ対等な生き物として、いやむしろ畏怖して丁寧に扱っているようでいて、その実生殺与奪の件を握りながら熊の感情を味わい尽くそうとする。それはとても贅沢で残酷な行為だと思った。小説を書くことにも通じるなと思った。
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瞬間の文学。猟師と熊の(熊ですよね?)間にだけ広がる世界がある、という描き方、見せ方がうまいと思います。熊への語りかけの形式も、そこに二人しかいないように感じられてよかったです。全体を通して、息が詰まるような緊迫感がありました。
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