第22期予選時の、#5憎しみについて(でんでん)への投票です(3票)。
何の前触れも無くふと思い起こされる出来事、という、人生においてそれほど大事ではない事柄を、それ相応に淡々と綴ってあって、うんうん、と楽しく読めた。具体的なエピソードの部分は、憎しみというものも含めて、さほど重要なことではないように思えた。それよりも、笑い出すところや、憎悪が消える過程、後々思い出すという描写、そういった反応としての行動を描こうというのがこの作品のテーマだったのではないのかな。
参照用リンク: #date20040606-014826