投票参照

第22期予選時の、#15(江口庸)への投票です(3票)。

2004年6月8日 9時24分51秒

読み始めはそれほどでもなかったが、読み進むうちに、物語のスピードに慣れるのか、とても楽しめた。毎回、これだけプロットが書けるなら、あとはセリフが書ければドラマのシナリオがどんどん出来そうだ。
 話としては、さらに一展開ありそうなところで終わっていて、続きが読みたい。とはいえ、一つの作品としても、ある種の「悲哀」があってぐっとくる。あめ玉を踏みつぶす最後がとても良かった。こういうなんともいえない感覚を味わうことは、普通の小説でもなかなかない。
 大人が書いているという感覚がとてもした。昔はみんな大人がお話をつくっていたけれども、いまではそういうものがほとんどなくなってしまったなあ、と、これは作品とは関係ない私の感慨です。

参照用リンク: #date20040608-092451

2004年6月5日 19時26分49秒

「ここで蟻か」と驚き、ニヤリとさせられた。あめ玉を踏み潰すという行為に、決意と言うか意地と言うか、そういうものがあるように感じた。
弘志が何にもわかっていないキャラクターのように描かれているのが多少不満。「意識のどこかでは吾郎に利用されていることはわかっている」とそういう記述があればもっと好み。

参照用リンク: #date20040605-192649

2004年6月5日 14時39分50秒

#15 蟻
面白い。今月のイチオシ。無職の弘志がやって来たあたりからドライブ急加速。そのまま最後まで突っ走った。蟻まで突き進んだのは感動した。

参照用リンク: #date20040605-143950


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