投票参照

第22期予選時の、#11(ユウ)への投票です(3票)。

2004年6月8日 2時13分19秒

丁寧な印象の描写も、そこから最後の三行へ持ってゆく流れも鮮やかだった。

参照用リンク: #date20040608-021319

2004年6月7日 23時40分6秒

純文学的な文章がいいですね。こうやって生き生きと風景を描けるのは、とても羨ましく思います。

参照用リンク: #date20040607-234006

2004年6月3日 19時57分0秒

よいねえ。皮膚感というのかな。自我というものが観念的な視点からはこう、つかみ所のない魂めいた捉え方しか出来ないのに比して、即物的に言えば要は皮膚の内と外なんだよな。皮膚の内側が自分で外側が自分以外。そういった自己認識を極めて淡々と表現できている気がする。塀というモチーフがなにかそういった視点においての「達観した自我」から眺める「他者」として極めて冷静に語られる。他者性という言い方があるが、この場合の他者はかならずしも直截的に人間である、という必要はないように思う。今期、なんかグシャグシャの自我の延長めいた気色の悪い自我自我小説の多いなか、極めてさわやかな感じがした。塀そのものは寡黙であはあるが、これは主人公と塀とのポリフォニックな関係が成立していると思う。よい。かなりよい。

参照用リンク: #date20040603-195700


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