投票参照

第22期予選時の、#10(黒木りえ)への投票です(3票)。

2004年6月8日 9時24分51秒

エッセイとして読んでもいいような作品だった。すくなくとも最後までは。しかし、最後の一文でひっくり返って小説になる。うまいなあ、と思う。うまいなあ、という以外になにかがあるわけではないのがちょっと難か。

参照用リンク: #date20040608-092451

2004年6月7日 22時17分37秒

とにかく末文の美しさに惚れました、付き合ってください。
と戯けたことを冗談ではなく本気で言いたくなるぐらいに
メロメロであります。うん、色っぽいです。

参照用リンク: #date20040607-221737

2004年6月7日 12時39分48秒

 私の読みではこの話者は老女である。別に老いてなくてもいいが、この黒い塊とはたぶん死の象徴である。そう読むと腑に落ちるような気がする。
 やはり私の想像に響きを与えたという点で投票するのだが、この空想に今一つ違和感を与えるのが、この話者の語りに妙に生気があるという点かも知れない。実際、ただの人がもうお迎えが来るなんていう時は大抵欲も得もなくてこんな濃密な語りを展開してる場合じゃないのである。けれどもまあ芸術の中に許される嘘というものだろう。(海)

参照用リンク: #date20040607-123948


編集:短編 / 管理者連絡先: webmaster@tanpen.jp