第219期決勝時の、#4湖西線に乗って(千春)への投票です(2票)。
一番読みやすくきれいで、メッセージ性があると思いました。一つ選ぶならこれかと。
『お先に失礼します』は一番短編小説らしさがある、シニカルな雰囲気でよかったと思います。好きですが、それゆえわかりにくいので…
『柘榴…』は歴史物特有の文章の美しさできれいでしたが、歴史物苦手という私個人の事情がありまして票を入れませんでした。
『渇して…』は一場面の捉え方は見事と感じたのですが、本当にその一場面だけを文章化した、というだけで、これが小説だとすれば何か物足りないと感じています。
参照用リンク: #date20210103-161250
やや後半が駆け足気味にも思えたが、全体が短編としてうまくまとまっており読みやすかった。電車という舞台装置が時間の使い方という主題を十分に映えさせており、読む者を引き込ませるような文章であったと思う。
参照用リンク: #date20210103-020053