第217期予選時の、#1短い弔い(大町はな)への投票です(3票)。
顔の見えない悪意はこのサイトでも最近結構描かれることが
あるテーマという印象があって、世間がそれだけぎすぎすしていることなのかと思う。
ただ、そういう顔の見えない悪意は、結構ネットに結び付けて
語られることが多い中で、この作品の舞台はコールセンターというところが
大きく違う。同じ電話を受けるおそらくは、同じ制服を着た同僚たちが、ばたばたと
悪意に倒されてまた立ち上がる姿、悪意の発信と受信の同時性は、電話じゃないと伝わらない。
源氏名が「鈴木」ではなく、「鈴木理香」とフルネームであるところがとてもよかった。
お客様に決して明かされることはないであろう架空の下の名前は何のために存在するのだろう。
参照用リンク: #date20201017-201647
クレーム対応はストレスがかかる仕事と思います。本当にお疲れ様です。ストレスを吐くためだけにそこに電話する人もいるようですし…。
『多数決』と『言葉泥棒』は現在の日本で普通に起こっていることのようで、本当に恐ろしく感じました。『パーフェクト・ジジイ』は微笑ましくて良い作品だと思いました。付け髭なら気軽に入手できると思いますよ。
参照用リンク: #date20201014-123154