第215期決勝時の、#13ケモミミカフェ(euReka)への投票です(3票)。
「ケモミミカフェ」に一票。
敗戦国の国民は苦しみを背負わされる。だけどそれは全国民ではなくうまいこと生きている人間もいる。今も昔も、どの国であっても通じることだと思う。
コミカルだけど深く戦争について考えさせられるところがよかった。
「カバネマイ」は描写や醸し出す雰囲気はいいのだけど、あまり驚くような展開が起こらずさらっと終わってしまうのが物足りなかった。
「警察庁広域捜査課01」は、この一作で終わるのであればあまりに構成が歪んでいて興味深かったのだけど、タイトルに01とついているのだから連作なのだろう。
正直、連作については評価が辛くなってしまう。単体で楽しめないと難しい。
参照用リンク: #date20200912-202344
生えた耳には金銭的価値があり、それは「損害賠償」の「代償」であったり、「獣耳手当」のもとになったり、
「追加料金」の「支払い」が求められたりする。同じ獣耳が、立場を入れ替えると、まったく逆の意味をもち、
金銭の支払いが生じたり、受け取りの理由になったりする。人の行う意味づけは面白いものだとあらためて思いました。
参照用リンク: #date20200911-233550
(決勝投票です)
予選で投票した作品がすべて決勝進出していたので、いつもより決勝投票に悩む。でも、やっぱりこの作品が頭一つ抜けていたかな。
ほんと複雑な気持ちにさせられる作品。敗戦国という響きに、自分が日本人だということもあるけれど、当たり前のようにこの作品で語られている国が日本だと思ってしまうのはなぜだろう。ケモミミとか、カフェとか、ご主人様というワードに引っ張られてだろうか。表面的な残酷さが書かれていない分、余計に怖いと思う。
参照用リンク: #date20200911-125706