投票参照

第212期予選時の、#7スマートタタリ(えぬじぃ)への投票です(5票)。

2020年5月31日 13時38分28秒

同じ事象を、辿った結果が積み重なった面倒な必然と見るか、オカルトと見るか。
前者であれば当人にはどうしようもないが、後者であれば精神的な逃げ場ができる。
コメディとも読めるけれども、編集長と一介のライターとの差異として読むのも面白い。

参照用リンク: #date20200531-133828

2020年5月28日 19時17分6秒

安定しているので、安心して読める作品。
癇癪を起こしている主人公に言う編集長の最後の一言、いい味が出ている。すーっと後引く読後感。(そんなに怖くもないのに)
初見時、一番いいと思った作品だった。

参照用リンク: #date20200528-191706

2020年5月15日 21時52分57秒

調べたら祟りはどっちかっていうとバチが当たるとか、そういう意味で、呪いは人の怨念ということでした。どっちにしても、タタリとカタカナで書くことで、どちらの意味にもとれるようなアバウトさが出ていていいと思いました。「ケータイ」のような、言葉の使われ方。
呪いも祟りも、怨念も、広い意味ではストレスと解釈できる気がして、そうすると、SNSの怨嗟にも、絶え間ない小さなストレスと、その後ろにあるであろう人の、もしくは人の集合の暗い思いが感じられ、現代の呪いだなあと。数十年後には、炎上という言葉がエンジョー、として、新たな呪いの言葉になったりして。

参照用リンク: #date20200515-215257

2020年5月14日 21時15分7秒

まずタイトルが良いなと思った。「祟り」と書くとおどろおどろしくて怖さを感じるけど、「タタリ」に表記を変えるだけでふわっとした軽やかさが出る。本作に出てくる幽霊もまさにそんな感じ。人に害なす存在であることは間違いないけど、どこか小物っぽくて憎めない。妙な愛敬がある。SNSへの悪口は幽霊が直接書き込んだのか、幽霊が人に取り憑いて書かせたのか分からないけどやっぱり小市民臭さが漂う。そこが良いと思う。

参照用リンク: #date20200514-211507

2020年5月14日 8時14分48秒

展開が上手いです。ホラーというよりも、この作品を読んで最近の情勢のことと重なりました。感染症よりバッシングなどする(悪意かどうかによらず、ですが)人間の方が恐ろしいということです。

参照用リンク: #date20200514-081448


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