第210期決勝時の、#6道頓堀の喪失(きえたたかはし)への投票です(1票)。
これはまさしく千字でしか書けない、千字短編のための物語だ。五百字では意味不明、千五百字では冗長。極めて高い完成度を備えた傑作だと思う。彼は故郷を失い、記憶を失い、愛馬さえ失った代償に、完璧な関西弁を手に入れた。それでいいのだ。それがいいのだ。これこそ創作短編の醍醐味だ!
参照用リンク: #date20200404-003010