第209期決勝時の、#6分からず屋、あらためまして(ゼス崩壊)への投票です(3票)。
「二度漬け禁止」が小説の技量としては最も優れていると思う。でも前半の濃厚な情景描写と後半のファンタジーのギャップがどうしても馴染めない。好きな人は好きそうというのはわかるが。
「ハッピーエンド」はまるで梗概のような、人物の匂いがまったく感じられない一人語りが好めなかった。
「分からず屋、あらためまして」に一票。文章も心地よいし、人情落語じみた落ちも心温まる。醜女の読み仮名が邪魔なところくらいが欠点か。
参照用リンク: #date20200308-224358
決勝用に読み返してみましたが、やはりこの作品が、ありきたりかもしれませんが、好きでした。
『ハッピーエンド』は読んでいて苦しかったですね。もっと長い、背景をもっといろいろと詳細に構成した作品で読み直してみたいと思いました。
参照用リンク: #date20200304-130901