投票参照

第209期決勝時の、#4二度漬け禁止(テックスロー)への投票です(2票)。

2020年3月7日 12時19分16秒

個人的にはこれが一番です。短い字数ですごくちゃんとお話としてまとまっていて、話としても面白いと思いました。まさに完成している感じがしました。
「ハッピーエンド」も雰囲気は幻想的で好きでした。ただ、読んでいて、繰り返される運命みたいなものがあまりに苦しかったです。ハッピーエンドというタイトルの希望はないわけではないですけど、苦しい印象を強く感じ過ぎてしまいました。

参照用リンク: #date20200307-121916

2020年3月4日 23時5分20秒

【二度漬け禁止】を選んだ理由
この作品はジェットコースターなんです。だけど入り口を高尾山山頂行きのケーブルカー乗り場にして客を騙している。そこが面白い。付け加えるものも足りないものない。

【分からず屋、あらためまして】を選ばなかった理由
1周目の感想。言葉の選び方や運び方が巧く、時代物の世界観に浸れる。が、何か引っかかる。
2~3周目の感想。「醜女だから年の離れた店主が突然手を重ねても問題ない」「手を重ねてから数日後、夫婦になっている」この辺りが、目利き店主が見出した掘り出し物の美に対する敬意がやや足りなく思われる。
4~6周目の感想。上記の違和感は、お加代も店主を憎からず思っていたと慮ることで解決可能。しかし今度は、お加代の美の見出し方が気になってくる。店主が見出したお加代の美は見た目の美しさである。この美はお加代を月夜に置いただけで店主が自ら気づくことができた。これが面白くない。お加代を醜女として雇ったことは、ものの佇まいの美醜の見極めを生業とする店主にとっては失態なので、店主の悔しさのようなものや、お加代の目利きの難しさのようなものが欲しい。例えば、店の品物の真贋を悉く看破する目利きの客が、お加代の美しさに店主より先に気づく。店主がお加代をものにしようとするがうまくいかない。そういう展開の方がするりと読める気がする。
10周目までの感想。もう少し長い作品を端正に縮尺した作品に見える。個人的に読みやすい端折り方になっておらず、どう読んでも何か心残りがある。

【ハッピーエンド】を選ばなかった理由
何度生まれ変わっても拒絶してくる相手を何としても手に入れる、という目的だけで十分なので、その相手が必ず「命を賭して自分の身代わりになる」はやややりすぎに感じる。「ステータス」というワードもゲーム色が強く、この短編の持ち味である普遍性を損なうかと。

参照用リンク: #date20200304-230520


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