第197期予選時の、#8アルバム(塩むすび)への投票です(3票)。
やはり、いつものように残酷な描写をする部分もあったが、その先にある物語を書こうとしているように感じた。
母の腕に咲いた「蘭」は、何かの希望なのか、それとも諦めのようなものなのかはよく分からないが、死んだ父が撒いた種が、奇妙な形で咲いたものなのかなと思った。(euReka)
参照用リンク: #date20190228-210155
すごいな、と思いました。「私達にできるのは呪いを残さないことだけ。」これが後世のためとか、残された家族の人生のためとか、表向きは前向きなんだけど、それに完璧にくるまれた憎しみ、復讐。胡蝶蘭のイメージもあって、美しい作品だと思いました。解釈や理解は、暴力的な行為だと思っていますが、最後までこれが美しい。ポジティブな話とも、ネガティブな話にも読めて、すがすがしいような、息苦しいような、それでいて淡々としていて。
参照用リンク: #date20190217-220523