第196期決勝時の、#1犯罪者の氣持(絲)への投票です(1票)。
問題にされていることやその解はうまく理解できないのだが、不気味さが不気味なりにしっくりきて印象的だった。ネット上の書き込みという設定だろうが、その現代的な舞台に対して旧字旧仮名が良いコントラストとなっているように思う。舞台が違えばそんな風には感じなかっただろう。それから内容の不透明さ。ネットの書き込みは、リアルにおいても相手の顔なんて見れないし、真偽のほども怪しい不透明なものだ(それでいて書き込み時間なんかは不必要なほど正確に記録される)。故にネット上の話、という枠組みは初めから虚構に近いものだし、虚構であっても限りなくリアルに感じられる。メタ的な感想になるが、その不気味さを改めて認識した。
参照用リンク: #date20190208-012543