投票参照

第194期予選時の、#6井上(qbc)への投票です(3票)。

2018年11月28日 0時42分45秒

日常の中に特別なものを見出す話は、目を開かされますね。

参照用リンク: #date20181128-004245

2018年11月27日 23時17分34秒

「昔なら征服だ」というセリフがかなり強く印象に残った。異人種に対する不寛容さを端的に示したものと察するが、それだけ発言者は井上さんに不快感を覚えたのではないだろうか、とも思う。読者としても、井上夫妻の価値観は異質なものに映ったが、こんな風にちょっと距離を置くと、作者が主張する「物語」の意味が見えてきた気がする。「物語」の例示としてとても良くできている。前段は井上さんとは関係ないが、最後の「征服」(≒新天地の支配)に繋がってくるようで面白い。無論これも恣意的な解釈だ。

参照用リンク: #date20181127-231734

2018年11月26日 20時5分3秒

この作品で一番言いたかったのは「他人の物語の理解はむずかしい。」という部分か。普通だったら、他人のことをあれこれ詮索するのは良くない、といった言い方になるのだと思うが、それをあえて「他人の物語の理解」としているのが独特。そして今回も、前回の作品と同じように「物語」というものが一つのテーマになっているみたいだが、今回は前回ほど冷めた感じはしなかった。しかし、どこか物事を俯瞰しているようなところがあって、地に足を付けることを避けているような気がした(前回が天使の話だっただけに)。
しかし、物事(世界)との距離をとても慎重に取っていて、その慎重な距離感の中で物語を書いているようなところがあり、そうした部分は面白いなと思った。
あと、主人公と友人の会話文は誰が話しているのか分からないようになっているが、あえてそうすることで個性を消している。それもまた、物事との距離を取るための工夫なのかもしれない。(euReka)

参照用リンク: #date20181126-200503


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