第192期予選時の、#8小説機械(euReka)への投票です(1票)。
忠実に話が脱線するところが、計算されていると思えば機械的だし、機械の人間的経験の蓄積によるものだと思えば人間臭い。南極のくだりが、わざわざ「これは小説ですよ」と言っているようで面白い。機械なりの人間的経験によって機械は小説をひねり出さねばならない。それは単なる機械の身辺雑記の記録にとどまって……いけないことはないのだけど、それでも小説としては成立するのだけど、南極の飛躍は機械が導き出した小説の形として感じられ、面白い。
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