投票参照

第189期予選時の、#9テラリウム(塩むすび)への投票です(3票)。

2018年6月29日 17時51分26秒

途中で断絶する文章はよっぽどの思惑がなきゃ未完成品に過ぎないと思います。ただ、コデマリとオダマキがどうも頭に残りました。いずれも植物の名前です。それで興味を持ち、よく読むと色や比喩の繰り返しが独特の雰囲気を作っていることに気づきました。淡々とした文体が雰囲気を引き立てていて、最後の一文以外は良い印象が残りました。

参照用リンク: #date20180629-175126

2018年6月25日 22時41分47秒

この話で言うところの「皮」とは、他人や社会の中で生きていくために必要な何かということか。宇宙飛行士にとっての宇宙服とも少し違うような、もっと複雑な意味が込められているように思えて興味深い。
しかし分かりにくい部分も多い気がする。
まず冒頭部分の、母がいなくなったことに対して「被っていた母の皮を脱いだようなものだ」と喩える部分や、「無価値な物を着ると透明に近づける」という部分の「透明」とはどういうことなのかがよく分からない。
そして後半に出てくる「でもそのときの僕には気が付きようもなかったし、選択肢などなかった。」という部分は、なぜ選択肢がないのかが分からない。さらに「織田さんの手の中で携帯が震え続けていた。」という部分も何を言いたいのかよく分からなかった。
あと、最後の段落の「織田さんと小出さんの捌け口として、彼女らに被られる皮として。異物が呼吸をするための皮。」という部分は、分かりにくいというより、イメージだけが先行していて言葉が足りない気がする。(euReka)

参照用リンク: #date20180625-224147

2018年6月14日 23時44分46秒

面白かった。よく読めば気になるところもあると思うけど、そう思わせない勢いがあった。物語に勢いがあるのはいいことだと思った。

参照用リンク: #date20180614-234446


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