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第187期予選時の、#5ノイズ(たなかなつみ)への投票です(1票)。

2018年4月16日 18時24分20秒

耳鳴りと言えばメニエール症候群などを思い出してしまいますが、この作品では医師の診療を通じて、治って行くさまがリアリティーを持って描写されて居ると思いました。むしろこの作品では耳鳴りがどんなものかと言う前半部分の描写と、治療の結果ノイズが取り去られた後の描写の方が多いわけですが、医師の場面は2,3行。何とも不思議なテイストの作品だと思いました。登場人物は地の文の視点でもある「私」と最後だけに出て来る「彼女」だけでしょうかね、医師を除けば。「無音の部屋」「彼女の声は聞こえない」が印象的でした。

参照用リンク: #date20180416-182420


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