第179期決勝時の、#9虫のこと(テックスロー)への投票です(1票)。
予選票では「リリーはキツネのリュックになる」には入れなかった。妖怪系のアニメを想像させてしまう(オリジナルという感じがしない)ということがマイナスポイントになると考えたからである。それでもこの作品はさわやかで娯楽性のある作品だと思う。シリーズで作品の世界観が徐々に理解できれば、今回解明できなかった言葉の意味も分かるのであろう。
票を入れた「虫のこと」は、読者への歩み寄りがないし、わかりづらい書き方だけれども、それ以上に魅力ある作品だと私は思った。感想は予選票で書いたから割愛するが、歩み寄りがないということが実は、読者に考えさせることを促す効果になっているのではないかと考えるようになった。鳥居みゆきの「ヒットエンドラン」のように色々な解釈が生まれる複雑さを私は感じた。
参照用リンク: #date20170903-160425