投票参照

第175期予選時の、#6神の在る国の物語(たなかなつみ)への投票です(1票)。

2017年4月27日 22時37分41秒

同時に存在しつつ交わることのない「ふたつの国」や「ふたりの人」というイメージが面白いと思う。パラレルワールドとも違う、作者独自の世界を感じさせる。
物語に漂っているのは、静かな絶望感とでも言うべきものであり、その絶望感の中に癒しを求めているようにも思える。しかし、できれば癒しだけでなく、その絶望感の先にあるものを書いてほしい気もする。
それから、「日の昇る国」を「日出ずる国=日本」のこととして読むと、何らかの政治的な意味が出てきて、相容れない二つの政治勢力の対立といったものを暗に表現しているのかなと思ってしまう。(euReka)

参照用リンク: #date20170427-223741


編集:短編 / 管理者連絡先: webmaster@tanpen.jp