投票参照

第169期決勝時の、#10カラス売りの少女(岩西 健治)への投票です(1票)。

2016年11月2日 12時55分17秒

#4
予選でも書いたが語りに温かみが感じられて好みだ。ただ全体に文章が粗い。狙ってやったというにはちょっと苦しいか。

#10
よくわからない存在に対峙したときの気持ち悪さとか、おぞましさとか、それでも淡々と物語が続いていくところがよかった。
「俺の手の中の彼女の骨がきしむ夕刻にカラスが泣いて」の文章がわかりにくい。初読時、彼女は骨になったのかと思ったが、彼女は死んだのか?

#12
安定の完成度と文化に対する視線。切り詰められたセンテンスが作者らしくてにやりとする。技巧として優れていると思うし、内容も悪くない、けどよくもない。好みの問題かもしれません。

#13
「マグロが泳ぐのと構造は同じだ。」「折れたダンサーは地域の共有物だ。」のセンスは流石としか。入りこんだら負けみたいなところあって、語り手が女に思えないとか、後ろの方の「俺」は誰かとかつっこむのは無粋なのだろう。嫌いじゃないけど反則技、この作品を小説として読めてない感じ、というわけで票は入れない。

参照用リンク: #date20161102-125517


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