投票参照

第162期決勝時の、#12草を食べる社員たち(白熊)への投票です(2票)。

2016年4月3日 9時20分48秒

迷ったけれどこれで。発想が好きです。

参照用リンク: #date20160403-092048

2016年4月2日 22時15分29秒

 意図的に複雑な不完全さを加えた印象。第一印象では、なんだこの作品はと思っていたが、何回か読むうちに心に浸透してきて、いや、到底理解(ここでの理解とは読者に起因する理解で、作者が深読みが必要なことは書いていないと言っていることとは違う。作者は読みづらいと言っているが、例えば「コアラの間も僕は会社で働いていたらしい。」という一文は前文との関連はないように見えるし、「観念したように支度を終えて部屋を出ていった。」も前文と関連ないように見える。きっと、作者は無意識に関連を感じて書いているので深読みは必要ないと思っているのであろうが、読者はここで一旦、中断を余儀なくされ、前後関係を見直すことを強要させられるのである。この見直しを悪と言っているのではない。そういった予測不可能な読書体験が生まれるからこそ面白いと言っているのである)できているとは思えないが、これを書いている4月2日時点で、大半の作品は忘れているのに、この作品だけは消えなかった。最後の言葉にならない表現に、本当にこの終わり方で良かったのかといった印象はあるが、どうしても忘れられない作品であることは違いない。
「伸びーる、伸びーる」の作者にも実は期待していたのであるが、3作目で失速(レベルの高い作品を書いてくれるので厳しい評価を付ける)したのが残念である。

参照用リンク: #date20160402-221529


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