第161期予選時の、#2金平糖と僕達(風花 立花)への投票です(3票)。
ふたりの会話に「ぼくらの七日間戦争」の宮沢りえを思い出しています。まぶしい感覚です。最初は選外だったのですが、不完全さに一票入れました。ここはいらないだろうとか、そんなこと考えながら読んでいましたが、上手ければいいというものでもないのかなと今は考えています。
出だしから「その選択肢は除外されるだろう」までは必要ないと思う。金平糖を通して色の世界を旅するような作品であったなら。
参照用リンク: #date20160223-205036
qbc評の「感想を書けない水準」というのは、この作品に限らず同意できるのだけど、その中でこの作品は、伝わるように表せていないだけで、書き手が書きたいことを、深く考えていることがわかるものだった。上手に書いているようで、深く考えられていない作品より、こちらのほうがいい。
ぼくも、子供からお菓子を差し出される話を書いたことがあって、思うところがあるし。
どうすればよくなるか。
作品を半分に切って、後半を残して、前半を、書きたいことを整理して書き直す。すると後半も、直すところが出てくる。書きたいことは一つにして、それを表すのに必要な要素を、最低限に絞り込む。
思い描く漠然とした書きたいことを、なんとか書こうとする姿勢がなくなりませんように。(熊)
参照用リンク: #date20160217-204206