投票参照

第156期決勝時の、#7植物系女子(なゆら)への投票です(1票)。

2015年10月6日 18時38分10秒

7 植物系女子
「根」「みそ汁」「あざらし」「肛門」「鳩」「天ぷら」「さつま芋」とそれぞれの言葉が持っているイメージの関連が薄いように感じられる。
例えば「肛門」に「鳩」をつっこむ状況は非日常的で引っかかりの強い内容だけれども、これが作品の他のどこの要素と結合していくのかと。別に結合しなくちゃいけないってわけじゃないんだけど、人間の連想の仕組みから考えると、ふつう結合した言葉が出てくるよなと。
そういうぎこちなさを感じて、逆に気になった作品です。

11 ホットミルク
物を探す話。探求譚。クエスト。話としては非常に分かりやすい。ホットミルクが飲みたいんだなと。
エメラルドとか三日月とか、きれいな言葉が並ぶ。さっきの植物系女子と比べると、イメージの関連性がつかみやすい。「砂糖が熔けて」は「溶けて」だろうと思ったけど、これもなにか意味があるのかなと思った。
喉がカラカラで水が飲みたいなんて話は多いけど、ホットミルクってところがちょっとおもしろいかなと思った。

15 日暮れ
こんな日常あるのかなって思った。ほのぼのしてるけど、あったらいいなあ。いいか?
ちょっと分からないな。

17 羽化
心地よい映像が流れてきて気持ちよかったんだけど、投票にあたって読み返してみると、君って誰? 私って誰? と思って混乱してしまった。
きれいなんだけどなんかよく分からないという点では岩井俊二作品に似た感じを受けた。似た感じを受けたからなんだってことなんだけれども、もうちょっとプラスアルファがあればもっと変わるのじゃないか、と思った。

参照用リンク: #date20151006-183810


編集:短編 / 管理者連絡先: webmaster@tanpen.jp