投票参照

第146期決勝時の、#7魚符の吏(吉川楡井)への投票です(3票)。

2014年12月6日 12時59分37秒

#4 才能
読みやすいという点は評価できる。しかし「タイチの漫画」の素晴らしさが全く伝わってこなかったし、ストーリーに工夫が欲しい。

#2 同窓会
どうやって現実を受け入れるか、という表現に徹したことは理解できる。しかし、物語の核心に至るまでの前置き部分に、もう少し工夫があったほうがいいと思う。核心部分にたどり着く前に飽きられる可能性がある。

#7 魚符の吏
読むのに苦労した。これを書くには相当なエネルギーが必要だろう。そう考えると、自分の書いた薄っぺらい小説が恥ずかしく思えてくる。しかし、読む者を選ぶ小説というのは、あまり好きになれない。

#16 ほんうたい
文体が整っていて、雰囲気を作るのがうまいと思うし、話の展開も悪くない。しかし、随所に見られる古風な言葉が鼻につく。好みの文体を表現するための小説という感じがする。
(euReka)

参照用リンク: #date20141206-125937

2014年12月4日 1時28分14秒

#2 同窓会
感傷とか情感溢れる言葉を一人称で語る場合、より強く読者を意識しないと難しい。共感できないと話に全く入っていけません。あとは価値観の問題ですが、私は軽薄だなって思いました。

#4 才能
こういう、作中作の内容隠して素晴らしいみたいな話を読むと、じゃあそれを書いてよって思います。はぐらかされた感。吐き気を催させなくてもいいから、せめて単体で自信を持って読ませられるものを出してほしい。

#7 魚符の吏
濃い。立ち上がってくる世界が細部まで作り込まれていて、引きこまれました。ちゃっかり利を得てるのも面白い。一点、「掘削機さながら」の比喩でドリル的なあれを想像してしまったのですが、時代的には違うのかな、とか些細なことが気になりました。今期はこちらに。

#16 ほんうたい
全体の雰囲気とイメージが良い。ひらがなの使い方とか特徴的だと思います。予選でも票を入れようか悩みましたが、きれいにまとまりすぎてて、ちょっと印象が弱かった。

参照用リンク: #date20141204-012814

2014年12月3日 4時2分52秒

「才能」
つんとした人が人知れず号泣するのは好き。

「同窓会」
現実にこんな男がいたら深酒に付き合ってみたい。

「魚符の吏」
タイトルからイメージを膨らませたのだろうか?
むつかしそうな文章だけど、読んでみたら奇妙な展開になじむ文体、そこから見える世界観に強くひかれた。
架空の歴史的背景とかくどくど説明されるのかと思いきや、クリアに話が進んだのも好印象だった。

「ほんうたい」
ほんわかした雰囲気。こういう空想はあんまりしないなあ。

参照用リンク: #date20141203-040252


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