投票参照

第146期決勝時の、#2同窓会(ちゅん)への投票です(1票)。

2014年12月3日 17時39分26秒

才能:
 タイチとマモルのどちらがこの小説の本当の主人公なのであろうか。
 自分の才能が認められないタイチの被害妄想としての小説であるのか、ライバルとなるような存在を握りつぶした漫画家の話なのか。どっちでも読めて面白い。

同窓会:
 墓に主人公が話しかけているだけなのに、書かれていない主人公の気持ちが、伝わってくる。
 最後の「俺、大人になるよ。」がやはり好き。この作品に決勝の1票を。

漁符の吏:
 この作品も捨てがたいのだけれど、他の作品に票を入れます。
 予選時の読後に感じた驚きや新鮮味が、改めて読んだらあまり起こらなかった、というのが決勝票を入れなかった理由。この作品は、初読時のインパクトが大きい分、予選→決勝という過程を経ての投票だと、再読された時に不利かなと。

ほんうたい:
 登場人物が多すぎるのではないかと思った。本(達)だけしか登場しない、若しくは、本とその持ち主だけの2人だけが登場するならわかるのですが、広場に人も本もひしめき合っているような感じを受けてしまい、静かに、本の歌声を聞けるようなイメージができませんでした。周りの人の本の歌声が耳障りで、自分の本の歌を聴くことに集中できなさそうだな、と。

参照用リンク: #date20141203-173926


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