第12期予選時の、#13誕生日には幸運がいっぱい(戦場ガ原蛇足ノ助)への投票です(1票)。
(再投票)
(確か再投票もアリだったと記憶しています。差し替えてもらえたら有り難く思います。お手数をおかけします。申し訳ありません)
「人間で言えば、四十歳ほどになる」
ジェフにかぶせて自分を「擬犬化」してそう言っているのか、それとも実際に異世界の話なのか。たぶん、両方の意味で読めるようにしてあるのだと思います。もしそうなら、戦場ガ原さんはかなりいい性格をした方だと再認識です。(もしそうなら)大技だと思います。私的には、今期はこれが一番です(本当にそうなのか、という自信はあまりありませんが)。
以下メモ。
『論よりショーコ!』
読んだあと作者名を確かめました。ほのぼのっぽい。ドラマや映画のワンシーンのよう。よくは考えていなかったんですが、自分基準として「勢いがある」、「よくわからないけど面白い」、「ほのぼのっぽい(あくまで『ぽい』)」というのがあるようですが、この作品はうち二つを満たしています。ツボってヤツです。
『ウサギのような君へ』
無理して『短編』っぽいのを書くより、やっぱりこの人はこういう系統の作品ほうが向いているんじゃないでしょうか。
『ベーカリー・ストロベリー』
こういうのを書かしたら、誰もこの人には敵わない気がします。
『夢の続き』
いや、面白かったんですが。でもこれは私がけっこう も。さんのファンであるからかも知れず、わからないという人の気持ちもわからなくもない、かなぁ。補助線を一本入れれば、それでいいような気もします。
『夕暮れを待つ』
回を追うごとに段々ピントを合わせてきている感じ。次がこわい。
『隣』
例のシーンを書くために他の文章がある感じ。そういうこだわりは好きですね。ただ例のシーンとそれ以外とで温度差があるような(意図的なもの?)。
『ニューニューシネマ(略)』
最初の一文でもう気持ちを持っていかれる。
『鍵』
これもあくまで個人的好みですが、この人の作品では、こういう薄気味悪い話のほうが好きですね。一般的ではなさそうな気もしますが。
参照用リンク: #date20030807-233754