第12期決勝時の、#30シンク(曠野反次郎)への投票です(3票)。
こん中ではこれだろう。【ベンガルオオバエ】よい。おらんわそんなん。こういうズラし方が一貫してよいバランスで継起するので読んでいてここちよい。し。面白い。
「ストロベリ」は作りすぎ。おとぎの国で何があってもどうでもいいという感じになってしまう。ふたりのり禁止は【「そんなもんだね、人生って」と俺。】という「俺」の受け答えのあいまいさがなんかこの作品全体を象徴しているよう。このちょっとなんか中途半端な受け答えしか出来ないレベルにしか作者が小説を考えていなかった気がする。その部分を読者に考えろというのはちょっとムリか。タイトルに関してはまあ「人生 二人のり 禁止」ってニュアンスかと読んだ。馴れ合い的な人間関係の拒否というか
アスファルトはちょっとさすがにここまで極私的だとわからんぞ。意味がそもそもわかりませんでした。えーっと。書きたければ書きたいことをかいたらいいんであって、なんか書く決意みたいなのを読まされた感じ。いや悪口ではないが。ちょっとこう伊達じゃあなかった。
「高き場所」も同じく。わからん。飛び降りたければ飛び降りればいいのであって飛び降りない理由を読まされても、知らん、という感じ。「アスファ」にしろ「高き」にしろまあいろいろつらいこともおありでしょうがそういうのは腹にしまって、一歩を踏み出しましょうよ、と。
悪口ではないんだがさっき「健在者(ワラビー)」「浦賀沖にて(みかりん)」(ともに第7期)のような雄々しいというか骨っぽいの読んだばかりなんで却ってつよくそう感じた。
で、「シンク」だがまあバランスがいいよ。起きていることも解るし雰囲気(そのなんちゅうか顔の表情ってかなんかまあ中村雅俊「俺たちの旅」風でもいいんだが)も解るし、つまり分かるようにかけてるし、一方なんか固有の不自然感もでてるし。バランスよし。1票。
参照用リンク: #date20030812-232202
べりー面白かったかな。まあ、でもHOSPITALの散文には遠く足元にも及ばないってかんじかな。まあ、しょうがないよね。これも運命だし。まあ、みんなには諦めずに頑張ってもらいたいなって、ぽっくん思ってますたい。
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