第115期決勝時の、#13キルト(皆本)への投票です(4票)。
#6
擬音語の面白さでなんとなく話を誤魔化しただけ、という感じ。何も失わない代わりに、何も得られないという作風。
#13
情熱は感じたけれど、言葉が散らかっていて読みにくいという印象。それからサディスティックな表現は、よほど工夫しないと押し付けがましくなりやすいと思った。
#15
一つのアイデアを説明することに終始している感じ。誰にでも、それなりに書くことの出来る話のパターンを踏襲しただけ。
#17
古き良き文学趣味の中で、自分の好きな言葉を並べ替えて遊んでいるだけ。でもみんな、こんな作風に憧れるのだろうか?
ということで、4つ読んだ中で、一番情熱と迷いを感じた、#13に一票入れたいと思います。
(euReka)
参照用リンク: #date20120507-160527
ここまでくると完全に好みの問題だ。今回はこの作品に一票投じさせて頂く。
センスがいい。陳腐な表現だがこの一言に尽きる。
参照用リンク: #date20120504-164345
#13、キルト
>ヨリちゃん、どんな声してたっけ。どんな表情浮かべてたっけ。
この文章がすっごい気持ち悪い。もちろんいい意味で。
どうしてこの作品が死体っていう本来気持ち悪いものを描いてるのに、こんなにさっぱりとして見えるのかと言えば、死体というか死という事象に対してとにかく淡々と接してるからだと思うんですけど、この文章が最後に来ることによって、今まで忘れてた不気味さを無理やり引きずり出してくるような、そんな印象を持ちゾクッとしました。
他の作品も素晴らしく甲乙つけがたかったのですが、最後は個人的な好みで今期はこの作品に一票投じます。
参照用リンク: #date20120502-023429