第113期予選時の、#14或犬の一生(伊吹羊迷)への投票です(6票)。
序盤の「モップ」の説明がややぎこちなくも感じたけれど、よかった。
どなたかも書いてましたが「鳥になることを考えたり、魚になることを考えたり、蝶になることを考えては、何かと理由をつけて打ち消した。」というところがよかった。
最後は明確に死を思わせる描写ですが、明確じゃないほうがよかったような、別に構わないような。
参照用リンク: #date20120229-211904
うまい! 旨いラーメンのマンガ、スペリオールのラーメン西遊記が面白い、ライバル少女のアイデアがワクと眼鏡がパキーンと割れてしまう。ばかばかしい、乱調だ。
この、犬の話は面白いのだが、俺がかけなかった話だ。と、感じてしまう。こんな話オレにはかけないと、思わせる、否定力が無い。
そう、なんだ、俺にもかけるじゃないかこの話ならと、読み手に飲まれてしまう。のが、ちょい惜しい。
小説でも、吉本バナナの出だし「キッチンのつかみ」で、生きながらえるなら、私一人より、キッチンといっしょのほうが良い。……だったかなぁ?(記憶で書いてるので……)
まあ、意味は、読者なんかいなくていい。私一人が生き残るよ。
……と、まあ、どきついことを書いている。
こんな否定力がほしい。(よく小説書き方でとにかく書きなさいとか、言うが、うそ、あまくみられる、なめられたらまけ、こんなの書けないというのがプロの小説……だとおもう)
参照用リンク: #date20120223-103315
>彼はとろとろと眠りながら、鳥になることを考えたり、魚になることを考えたり、蝶になることを考えては、何かと理由をつけて打ち消した。
ここが気に入ったので。かわいい。
参照用リンク: #date20120222-104122
上手い。
奇をてらわぬ表現と物語で、ここまで読ませる小説を作り上げているのが羨ましくなる。
生と死を題材にしながら、お涙頂戴な部分がないのも好み
参照用リンク: #date20120217-122925
いい話。普通によく見るいい話の形態から何ひとつ飛び出していないのに、小さなエピソードそれぞれがなんというか立体的でうすっぺらくなく、現実感を伴って入ってきます。「短編」の並びに放り込まれたから、良さがより際立ったのかもしれません。
参照用リンク: #date20120217-103804