投票参照

第113期決勝時の、#14或犬の一生(伊吹羊迷)への投票です(4票)。

2012年3月8日 22時38分46秒

「ミズナラメウロコタマフシ」
 不気味で気持ち悪い表現が上手く出来ている。主人公の気分にちゃんと共感できる作りがいい。
 だが最後がどうも中途半端だ。個人的に最後の一行が不要だと思う。
 主人公の常人離れした行為への予感が、妻の裏切りに対する報復というありがちな理由に薄められてしまってる気がする。

「夜、石を投げる」
 丁寧な描写で幻想的な風景を生み出せているのがたまらない。
 読んでいて目に見えるような小説をかけるのは憧れる。
 ただ文章にはいくつか気になる部分があった。
 誤字や一字下げ忘れなどがあるのも残念。改行空けにも少々頼りすぎているように思える。

「或犬の一生」
 この作者は過去作より遥かに上達していて驚いた。
 あっさりとした文章だが、すみずみまで気を使っているのがわかる。
 アイデアやガジェットに頼らず、素朴な題材で物語として綺麗にまとめているのは見事。
 今期はこれに投票させていただく。

参照用リンク: #date20120308-223846

2012年3月7日 14時2分27秒

こまかい描写をきちんと積み上げることによって、あたたかみが構築されているように感じた。「彼はとろとろと眠りながら…」のくだりはとてもよいと思う。

参照用リンク: #date20120307-140227

2012年3月4日 10時20分23秒

予選票で感想は既に書いてしまって特に無いのですが……、
そうそう、その後プーリーで画像検索したら本当にモップで驚きました。その上で再読すると、毛を梳かれる様子やとろとろ眠る様子がモップの姿で脳内再現されて、より立体感が増してよかったです。

参照用リンク: #date20120304-102023

2012年3月2日 23時2分28秒

相当な筆力だ。

参照用リンク: #date20120302-230228


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