第112期予選時の、#9礫(三浦)への投票です(3票)。
終盤の夕日の描写が素晴らしい。揺らぐ影により、消耗していく「わたし」の精神が見事に表されている。冒頭の、「荒野」にて「無数の礫」を「遠のいていく沢山の背中目掛けて放」つというのは、言葉を紡ぐこと、表現することなのかなとぼんやり思いました。
参照用リンク: #date20120128-020707
淡々とした流れは可もなく不可もないものだが最後の一行の力にやられたこの一文だけで投票したくなる
参照用リンク: #date20120119-012052
冒頭の一文がこの小説をよく表していると思った。手のひらから色んなものがこぼれていくもどかしさ。
参照用リンク: #date20120117-003341