第111期予選時の、#7翼人の夏(彼岸堂)への投票です(6票)。
SFファンタジーや冒険物の序章としてよくできていると思ったので。ただ、細部や造形に凝れそうなところがいくらか目について、勿体ないとも思った。
参照用リンク: #date20111231-162808
とにかく爽快でした。ここまで続きが読みたくなる作品もなかなか無いなあと。
とても優れた序章だと思います。
参照用リンク: #date20111217-011736
今期ではこれがダントツかな。ちゃんとファンタジーしてるし、よく1000字に収めたなーって思った。ストーリー自体は典型的ボーイミーツガールなんだけど、キャラも世界観もすごく好み。
二人のこれからと旅立ちをいろいろと予感させる最後の一言がすごく印象的でよかったです。
参照用リンク: #date20111212-175358
世界観、主人公のビジョン、少女の冒険心、話の結びから想像されるその後。それらすべてに、爽快な味が満ち満ちているように感じられた(今冬だし、余計に)。特に、少女が落ちてきた時は当初(ああ、今回の作品群では自殺する若者が増えているな)などと考えていたのだが、彼女の意図を知るや、悔しくも主人公と同様、クレージーだと思わされ、痛快さに胸を貫かれてしまった。ありきたりなファンタジーだが、上記の爽快感のおかげで読後に後腐れが無いのも良かった。だがせっかくなのでひとつ難癖をつけたい。すなわち、主人公の思考が安直過ぎて彼に人間味を見出すことが私にはできなかった、と。
参照用リンク: #date20111212-091713