第111期決勝時の、#7翼人の夏(彼岸堂)への投票です(6票)。
うーむ今回は予選で確実に投票したと記憶して居る「陥る」(よこねな)と多分予選で投票したであろうと思われるが確信が持てない「翼人の夏」(彼岸堂)との間で迷いました。なので今回はもし
私が予選で彼岸堂氏に投票して居なければ一貫性がないとの誹りを免れないのですが英断を持って彼岸堂氏に投票します。勿論「陥る」も相変わらず大西民子の短歌をを想起させられて好もしかったのですが、彼岸堂氏に投票させて頂きました。
参照用リンク: #date20120108-003302
最初読んだときはラストのセリフなんかが気恥ずかしかったけれど、何度も読んでいるうちにそういう青臭さ、熱さがいいんだろうな、ぐっとくるんだろうなと思った。
あとは「短編」で作品を読む際、千字という限られた文字数の中で書かれている以外のこと(物語の背景というか)をどれだけ想像できる・させられるかがポイントだと思っていて、そういう意味でも今作は優れていると思う。
参照用リンク: #date20120107-153857
面白かったし、皆が誉めているので余慶にいい作品に見えてきた。
ところで、ツイッターで会話できるそうですが? 体験小説なんかリクエストして、いいでしょうか? よろしく! 体験済みの方々!!
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参照用リンク: #date20120104-020258
今期の決勝は粒ぞろいで甲乙つけ難く、だいぶ迷いましたが、やっぱり翼人の夏、いいなぁと思います。
物語が終わった後も続いていく二人の展開を読者に印象づける余韻の残し方がとても上手く、想像を掻き立てられる作品でした。
決して他の作品が悪いというわけではないんですけど、こういうタイプの作品は他にはなかったので。
参照用リンク: #date20120102-155646
翼人の夏:
細かいところを気にしない「極彩色」的な思い切りの良さ、奔放さが感じられた。軽いが薄くはなく、得られる爽快感が素晴らしいと思った。こりゃあクレイジーだ。
まくらん草紙:
語り手の中から風景を見る感覚を覚えた。その上で迫ってくる幸福感、それを描く筆運びは秀逸だと思う。が、予選時に選択しなかったので寝返りは打たない事にする。
平野さんに対するデート招致についての結果報告(松井 H23):
自分の。当コメントは結果発表まで伏せてもらうので軽く解説。予選に書いてくれた方もいますが、引用表記から各人の事情を想像していただきたく思います。論述は未熟ですが、それは「若さゆえ」ということで。論文の無機質な感じを残しつつ物語にしようと思った結果がこれです。
陥る:
予選に書いたことを裏返すと次のようになる。すなわち、不気味な描写を至上目的としたと考えるなら秀逸だが、「描写だけになってしまった」と考えるとそれまで。
参照用リンク: #date20120101-174923