第10期予選時の、#15嫁月余話(野郎海松)への投票です(4票)。
この作品は「シチュエーション萌え」ではなかろうかと思う。あまり難しく考えずとも面白く読めました。亡くなった友人の娘を引き取るという状況は現代ではあまりなさそうであり、旧かなの時代だからこそマッチすると思います。ひとつ残念なのは「菊には月形の血が流れて居りますもの」の科白にひそむ意味を私が読み取れなかったことなのですが、それが分からなくとも面白かったので1票
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読みづらいと思う人もいる文体だと思うが、結構スムーズに読めた。その独特の文体がある時代をかもし出して、いい味を出しているのではないだろうか。
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折り目正しいよい印象の作品です。ただ前と後ろを合せるのはこの作者の十八番なのかもしれませんが、この作品に限って言えば、少し過ぎているのではないでしょうか。900字足らずの全文の前後を、70字同じ文で挟むというのは。
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文語を真面目にとると、あるいは話を真面目にとると、面白くないかもしれないが、冗談が全体を支配していると思って読むと、面白い。しかも、下品だったり、差別や自虐での笑いだったりもしない。そこはかとなく、面白い。
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