仮掲示板

結論

 皆様の意見をかみしめて気づいたことは、自分の万人受けに対する執着心が強すぎるんだということです。それが、どこかで自分をゆがめていたのかもしれない。
 テーマがないといけない。万人受けしないといけない。テーマが一人でも伝わらないと駄目なんだ。私はそんなことばかり考えています。なぜなら、そうしないと誰も読んでくれないから。高校文芸部の部誌なんて、ただでさえ読んでくれる人は少ないのだから、その少ない読者を逃がさないためにも、私は万人受けする、誰もがわかる作品の提供に腐心しなければいけない、と。
 だから結局、自分と違う作品が書ける人々が、正直羨ましかったりします。
 ですがやはり、私は自分に理解できない作品を支持することは出来ません。何度読んでも、分からないんです。申し訳ありません。
 他のサイト(特に「鍛錬投稿室」という大型サイト)では、「オチ」「スピード」「意外性」「テーマ」共に万人受けする作品をたくさん読みました。私にとってはそれらがすべてで、このサイトの方々はいうなれば違う派閥なのです。私の派閥は、万人受けという武器を使ってプロを目指す、あるいは本当にプロになった人もいるところです。私が後に続くことは、おそらくないでしょうが。
 時には、私の派閥にも目を向けてくれたらなと思います。
 

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