仮掲示板

Re*11:ぎゃぎゃぎゃぎゃーん12

数学と生活

数学の話が読ませる牽引力になっているけれど、
物足りない印象だった。
ただ1000字で衒学やると字数かさんで足枷に
なるかと思う。

孤独と向き合う手法についてはありふれていて
かついろんな解決策が講じられているので、
それをいかにドラマとして読者に提供するかと
いう問題になってくるかと思う。

ぼくも前月「キメラ」でやってみたけど、
1000字だとその解決策にたどりつく助走距離が
作れなかった。

コーヒーと食べ物が好きですよね。

Re*12:ぎゃぎゃぎゃぎゃーん13

無色

こういう話がなんとなく気になるのは、
ぼくの頭の中と似ているからだろうか。
だいたい、小説をネットに投稿してみようという
時点で似通ってくると思うのだけれど。
北村さんお疲れさまです。

ただ無色と言うには一面白で、白は無色じゃないと思う。
あと紅のカーテンは無いと思った。

なんだか訳の分からない世界に、
周囲からの圧迫だけが残る文章でした。

Re*13:ぎゃぎゃぎゃぎゃーん14

木蓮を踏む

良いなあ。
ともだちにとても似ている文章を書く人がいて、
その人かと思った。

俺の私見なんだけど、女の子っぽい文章で、
名詞コレクターみたいな感じ。
ビルディングとか演繹とか帰納とかムーミン谷とか、
その言葉を使いたいために書いているような印象すら。

ただ劇の盛り上げ方に不満がある。
最後、木蓮を踏んだことに関して、斜読みしたときに
気付きにくい。斜め読みしてても気付くくらい
印象的な構成っていうのに挑んでみても良いかと思う。
的外れなこと言っていたらすみません。

Re*14:ぎゃぎゃぎゃぎゃーん15

そして私は月光の道をたどり、この場所へ帰ってきた

1000字を書く素養は詩とテレビアニメで培われると
思っています。

詩は言語の魅力を発揮しているし、そして今月の三浦さんの
文体、ちょっと長篇でこれをやられたら読めないよなという
リズムの文体も、1000字でならできる。

テレビアニメの30分という枠は短く話しをまとめるという
訓練になるかと思う。

さいご、踊らせてしまうのは絵本みたいで、ちょっと
逃げているように思った。

Re*15:ぎゃぎゃぎゃぎゃーん16

頃合

これはきららの佳作です。

台詞以外の文、地の文は、台詞と対比(こんとらすと)を
つめるために意図的に混乱を招くように複雑にしました。
やりすぎてしまったようですが。
コントラストとは、たとえば黒い背景に白い円を描くと
目立つといったように、目立たせたいものを目立たせるために
する技です。
地の文の読みにくさで読者にストレスを与えて、
台詞の簡潔さで読者に開放感をあたえる処置でした。

テーマは頃合です。
親密な二人だけれども、その間にある、時間、空間的な
距離感、他人の心には永遠に共感できないという人間的な
すれ違いを自分が感じたので、したためてみました。

ただそれだけではあまり面白くないので、
うだつのあがらなさそうな、平凡な若いサラリーマンの
くだらない会話という形を与えてみました。

「私から出て私を滅する」文章というのは、さいきんわりと
言われることです。
私小説がちやほやされすぎた反動かと思いますが、
私が苦労したから同情してくれという文章は、
がんばっている人には不必要かと思われますので。

2006年9月に書いたものです。

Re*16:ぎゃぎゃぎゃぎゃーん17

沼蝦

川野さんの魅力は知識。

ヤマトヌマエビと月に関する知識と、その関係の知識は面白い。
今月の「数学と生活」のようにそれだけで読みすすめられる。

のだけど、川野さんの旧作と代わり映えが無いとも感じる。
これは意地悪で言うのだけれど、この局部に神経質になる
感性は、携帯小説で恋愛レイプ堕胎に過敏になる感性と、
変わらないのではと思う。

もっと大風呂敷広げていいんではないのかと思う。

Re*17:ぎゃぎゃぎゃぎゃーん18

偽装☆少女 千字一字物語19

いいよ黒田さんいいよ。
でも長月さんからのつっこみが入らないくらいに
描写の勉強してくれと思います。

ただこの穴のあるところが魅力なのかもしれない。
じゃっかんのえろげ臭がある。白で。

Re*18:ぎゃぎゃぎゃぎゃーん19

マスターよしえ

もっと複雑なはんにゃワークを見たあとでは物足りなかった。
依然にもっと良いもの書いていたからね。

あと構成的に3ひねりくらいしてほしかった。
ストレートで、山場が「よしえ」ひとつしかなかったのが残念。

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